Javie-0.3.14

ダウンロード: http://sourceforge.jp/projects/javie/releases/
更新マネージャからも更新できます。

Javie 0.3.14 の変更点
  • スクラブ中のオーディオ再生機能を追加
  • エフェクトを追加
    • 輪郭検出
    • ブラー(ズーム)
    • ブラー(回転)
    • ブラー(方向)
    • 色深度の変更
  • 「ぼかし(ボックス)」、「ぼかし(ガウス)」の名前をそれぞれ「ブラー(ボックス)」、「ブラー(ガウス)」に変更


スクラブ中のオーディオ再生は、プレビューウインドウ右上のスピーカーアイコンのボタンの小さな三角をクリックすると、有効/無効の切り替えができます。


「色深度の変更」エフェクトは少し特殊な動作をするので詳しく説明しておきます。このエフェクトは、エフェクトの処理の途中で一時的に色深度を変更したい場合に使います。例えば、グローエフェクトを8bit/チャンネルのコンポジションで使用すると少し汚いので、コンポジションの色深度を32bit/チャンネルにしたくなるかもしれません。しかし、コンポジション全体を32bit/チャンネルにしてしまうと、負荷がかなり大きくなってしまいます。グロー以外の処理は8bit/チャンネルで問題ない場合、色深度の変更エフェクトを使用すればグローだけ32bit/チャンネルで処理することができます。


色深度の変更エフェクトを挿入した位置よりも “上” にあるエフェクトの色深度が変更されます。そのため、グローだけを32bit/チャンネルに変更するには、右のようにグローを色深度の変更エフェクトで挟んで、下側を32bit/チャンネル、上側を8bit/チャンネルに設定します。この場合、一番上のトライトーンは8bit/チャンネル、一番下のリニアワイプはコンポジションの色深度で処理されます。

あと、浮動小数コンポジションを使用した場合、環境によってはフッテージの読み込み時にノイズが乗るバグがあるようです。このバグが発生する場合、エフェクトの一番上に色深度の変更エフェクトを挿入し、8bit/チャンネルに設定しておくと回避することができます。