動画をコンポジションに入れたら重くなる問題について

動画のコメントにもあったので、この件について詳しく書いておきます。


原因は、おおまかには以下のふたつがあります。

  • 音声の読み込みが追いつかなくて重くなる
  • 映像のコーデックがJavieと相性が悪い


前者の場合、音声を無効にするとスムーズに動作するようになるのですぐにわかります。音声を持っているレイヤーにはスピーカーのアイコンをしたスイッチがありますので、それをクリックしてみてください。スピーカーのアイコンが表示されている状態では音声が有効で、アイコンが消えた状態では無効となります。音声が原因の場合は、音声データだけ別途Waveファイルに書き出してから使用することをおすすめします。また、無音の音声トラックを持っている場合も、無駄なので忘れずに音声を無効にしてください。

動画ファイルが適切にインターリーブされていないとこの問題が発生しやすいです。また、Windows版で特に顕著なのですが、音声を持ったレイヤー数が増えると音声の読み込みが追いつかなくなりやすいです。


後者の場合は別のコーデックに変換したものを使用することをおすすめします。H.264のような時間軸方向にも圧縮するコーデックの動画は今のところJavieではあまりうまく扱うことができません。