ズコーな千早とか聞けるのか？

サンプルとして、実際にプロの歌手が歌った音声データと、学生がそれっぽく歌った音声データとが最初に示された。その学生の声が、マウスでの簡単な操作であっという間にプロが歌うのと同じ雰囲気に切り替わったのには、あっけにとられた。声質は素人のままなのだが、タイミングや間の取り方が完全にプロに置き換えられ、完璧な楽曲にその場で変わったのだ。

テクノロジー : 日経電子版

これは、ゲーム会社にとっては、すぐにでも試してみたいと感じさせる魅力ある技術だ。すぐに思いつく例では、「アイドルマスター」（バンダイナムコ）だろうか。アイドルマスターの10人のキャラクターの音声データを元に既存の曲のデータと合成すれば、新曲を歌っているバリエーションを作るといったことさえ実現するかもしれない。楽曲コンテンツが容易に量産可能になるというのはゲーム会社にとっては朗報だろう。

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これですぐに思いつくのは、VOCALイメージのアップでゲーム内での歌が実際にうまくなっていくようにできるんじゃないか、ってことでしょう。テンションによっても変わるとか。上手い下手だけじゃなくて、パート単位で歌い方の微妙な指示まで出せるようにできるとか。