nukIM@S-2で処理する素材を事前に加工する場合の注意点

※↓の動画はMacに関するものですが、以下の注意点はMac/Winどちらにもあてはまります。

動画をnukIM@S-2のコミュ抜きフィルタにかけます。
いらない部分は、事前に「MPEG Streamclip」などで
消去・クロップしておくと処理が軽くなります。
(3:17付近)

はるゆきと学ぶMac 第6回 紙芝居作成編 - ニコニコ動画


nukIM@S-2で処理する素材を事前にクロップしてしまうと抜きの精度が落ちてしまう場合があります。

765comm@nd用の3つとコミュ抜き、衣装選択画面抜きフィルタは、読み込んだ素材の縦方向のピクセル数を元にして内部パラメータを決定している*1処理があり、キャプチャした素材の上下方向を事前にクロップしてしまうと不適切な内部パラメータで処理されてしまうためです。

処理を軽くする目的でクロップするのであれば、nukIM@S-2内でクロップフィルタを使うことをおすすめします。


あと、ノイズ除去や色補正なども事前にはしない方がいいかも。これらの処理を事前に行うと、抜くのに必要な情報が失われてしまうかもしれません。まぁ一概には言えないので実際にやってみてどっちがいいか各自判断してください。

*1:d:id:butyricacid:20081210 で少し触れてる「ぼかしの範囲」が箱○の出力解像度によって異なるため