765Comm@ndキー[RGB] の「詳細設定」の使い方

雪歩にスコップ持たせたらあまりにもかわいかったんで抜いてみようと思いまして。スカートが青だったんで緑バックで撮ったらスコップが緑なことに後から気付いたorz


そんなときの詳細設定。いや、そんなときじゃなくてもいいけど。



ブレンド値20だと、まだエッジに緑色が残ってます。



そこで、ブレンド値をもっと増やすとスコップが巻き込まれてしまいました。



ブレンド値を20に戻し、「ブレンドの詳細」にチェックして、「ブレンド(彩度)」と「ブレンド(明度)」をそれぞれ適当に増やすと、スコップを巻き込まずになんとか綺麗になりました。


TODO:後でもう少し詳しい解説付ける 付けた


ブレンド,ブレンド(彩度),ブレンド(明度)がそれぞれ、HSB(HSV)色空間のH(色相),S(彩度),B(明度)に対応していて、キーカラーのHSB値との差を表します。


ブレンドの詳細」がチェックされてないとき(デフォルト)は、この3値が連動して変化するので大まかな調整に向いてます。とはいえ、上の例のような際どい抜きをしなければならない場合でなければ、このままでも十分綺麗に抜けます。


ブレンドの詳細」をチェックするとこれら3値を個別に設定できるようになります。赤青緑の背景色は彩度が高いので、「ブレンド(彩度)」を大きくすることは彩度が低い色=灰色がかった色をブレンドの範囲に含めることを意味します。一方、「ブレンド(明度)」の値を増やすことは黒っぽい色に対する調整ということになります。


通常、アイドルマスターの画像には黒〜グレーの輪郭線が描かれているので、「ブレンド(明度)」を十分大きくしつつ「ブレンド(彩度)」を適度に大きくすると輪郭線を綺麗にブレンドできます。


「類似性の詳細」についても考え方は同様ですが、私がテストした範囲ではこれを使うことは滅多にありませんでした。


なお、色相に関しては値100が色相の±60度に相当します。例えば、類似性20,ブレンド30の場合、色相の±12度までが完全にキーアウトする範囲、そこからさらに±18度がブレンドの範囲、ということになります。