nukIM@S-2 ver 0.1.10
2009/01/16 ver 0.1.10
- ATIStream対応
- CUDAを2.1-betaから2.1に更新
- 「トラックマットキー」フィルタの追加
- 「合成」フィルタの合成モードに「ステンシルルミナンス」「シルエットルミナンス」を追加
- 「マスクのみ」フィルタに「反転」オプションを追加
- 最大ヒープサイズ(メモリ使用量)を512MBから1GBに増加
[注意] CUDAを使用する場合はCUDA2.1対応のドライバ(181.20)を使用してください。また、0.1.9まではCUDAツールキットをインストールする必要がありましたが、0.1.10から不要になりました。CUDAツールキットは削除してください。
ダウンロード: http://kuramo.ch/nukimas/
ATIStreamを使用するには
- ATIStreamに対応したグラフィックカードが必要です。詳しくは http://ati.amd.com/technology/streamcomputing/requirements.html をご覧ください。(ここに書かれていないグラフィックカードでも動作するものがあるようですが...)
- ATIStream対応ドライバ(Catalyst 8.12)が必要です。
- ATIStreamを使用するには、環境設定ダイアログで「GPU支援 (ATIStream)」を有効にする必要があります。「GPU支援: 使用できません」と表示されている場合、ATIStreamが動作しない環境かATIStream対応ドライバがインストールされていないと思われます。
- 驚くほど速くなるわけではないので期待し過ぎないでください。
- まだ、いろいろと不具合があると思います。いきなり落ちることがあるかもしれません。うまく動作しない場合はあきらめてください。
トラックマットキーは、ステンシルルミナンスとシルエットルミナンス及び以前からあったステンシルアルファ、シルエットアルファの4つの合成モードのどれかを不透明度100%で使うのと同じです。マットの種類(アルファorルミナンス)と反転の組み合わせでこれら4つのどれかになります。
最大ヒープサイズを増やしたのは、Core i7のような論理8コアもあるCPUだと512MBではメモリ不足になることがありそうなためです。ヒープメモリ以外のメモリの分も合わせると最大で1GB+αまでメモリを消費します。それ以上メモリが必要な処理をした場合、十分な空きメモリがあってもメモリ不足のエラーが発生します。
ATIStream、一応対応はしたけど微妙かも。GeForce8600GTよりスペック的にはかなり上のはずのRadeonHD4850が8600GTよりちょっとだけしか速くない。俺のコードがダメダメなせいなんだろうけど、頑張ってIL*1でも書いてもみたけどbrook+*2で書いたのと全く変わらない速度だったorz Radeon使ってる方、どのくらい速くなったかコメントくださいな。